自宅でユッケが食べられる3つの方法とは?
「ユッケが食べたい!けど、ユッケを販売しているお店を探すのは面倒…」
「家でユッケは食べれないの?」
「家でユッケをつまみにお酒が飲めたらなぁ…」
そんな「ユッケを食べたい」という思いでいっぱいのあなたにお届けします!
ユッケは家で食べられます!
想像してください…
焼肉屋人気メニューのあのユッケを冷た~いビールとともに家で食べているところを…

この記事では、家でユッケを食べる方法を3つ紹介します。
そのなかでも精肉店勤務20年以上のユッケマニアのわたくしが、家でユッケを食べる方法の中で安心・安全なおすすめの方法をお教えしますので、ぜひ、参考にしてください。
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家でユッケを食べる前に
最初に、ここ最近のユッケ事情に触れておきます。
焼肉屋さんの人気メニューのひとつ「ユッケ」
2011年の食中毒事件以来、牛肉の生食に関する規制が厳しくなりました。
生食用牛肉を提供するには、厚生労働省が新たに制定した「生食用食肉の規格基準」を満たさなければなりません。
「生食用食肉の規格基準」の主な内容
- 腸内細菌科菌群が陰性である
- 加工及び調理は、専用の設備を備えた衛生的な場所で、専用の器具を用いて行っている
- 肉塊の表面から深さ1cm以上の部分までを60℃で2分間以上加熱、又はこれと同等以上の効果がある方法で加熱殺菌している
- 加工及び調理は、食用食肉(牛肉)の安全性確保に必要な知識を習得した者※が行っている
参考:厚生労働省 ※「食品衛生管理者」「食品衛生責任者」「認定生食用食肉取扱い者」を指します。
「このような厳しい基準を満たすのは大変だ」と多くのお店が生食用食肉の販売を断念しました。
そこで、「少しでもユッケに近い商品を!」と”炙りユッケ”や”ローストビーフユッケ風”など、牛肉に火を通したユッケ風料理を提供しているお店がでてきました。
もちろん、ユッケを販売するために厳しい生食用食肉の提供条件をクリアしているお店もあります。
しかし、生の牛肉を使用した「ユッケ」を提供しているお店はまだまだ多くありません。
それほど生の牛肉を使用した「ユッケ」は希少なのです。
このように、ユッケを販売しているお店を探すのも大変なのに、家でユッケを食べるなんて可能なのでしょうか。
ユッケの安全性をもっと知りたい方はこちら👇をご覧ください。
家でユッケをたべるには?
家でユッケを食べる方法は3つあります。
- 精肉店で購入する
- 自己責任でつくる
- お取り寄せする
それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
精肉店で購入する

ユッケを生食用食肉の提供基準を満たしたお肉屋さんで購入し、家で食べる方法です。
メリット
- 新鮮
- 購入後すぐに食べられる
デメリット
- 持ち帰り時に気をつかう
- 消費期限が短い
なんといっても、冷凍ではなく生の状態で購入できるのは魅力です。
そして、購入後すぐに食べられるのもうれしいですね。
しかし、生物であるユッケは、持ち帰りの際の温度に気をつかいます。
特に夏場など暑い時期には、保冷バッグ持参でないとユッケを購入できないなどの条件があるお店もあります。
もう一つ気をつけたいのが、消費期限です。
ユッケのほとんどの消費期限は、加工後24時間に設定されています。
24時間を過ぎたユッケは加熱して食べることが推奨されています。
また、いつでも必ず売っているとは限りません。
人気商品につき、売り切れている可能性もあります。
そもそもユッケを販売しているお肉屋さんはなかなかありませんので、見つけたらラッキー!一度は購入してみるのもアリですね。
自己責任でつくる

お肉屋さんで、牛のブロック肉または、厚切りのステーキ肉を購入し、ユッケを作る方法です。
もし、食中毒になったとしても全て自分の責任となります。
メリット
- 好きな品種(国産牛・黒毛和牛など)を選べる
- 好みの太さにカットできる
- 好みの味付けができる(タレを作れる)
デメリット
- 食中毒の危険がある
- 調理器具の殺菌消毒が大変
- ユッケのたれも作らないといけない
ユッケに適した牛の部位(モモ部位)のブロック肉または、厚切りのステーキ肉を購入します。
国産牛のモモ部位なら、100g300円前後、黒毛和牛のモモ部位であれば100g600円〜1,000円以上で購入できます。
このように、牛の品種によって価格に差があります。
予算に合わせて牛の品種を選べるのが良い点です。
また、食べ応えを重視するなら太めにカット、なめらかで食べやすくするなら細めにカットとユッケの太さを自分好みにカットできるのも良い点ですね。
ユッケの味の要といってもよいタレに関しても、甘め、ピリ辛など自分好みにできます。
ただ、自分でユッケを作る際に1番気をつけなければいけないのが「食中毒」です。
ユッケを作るには
- 牛ブロック肉の表面を加熱殺菌し、熱の通った部分を削ぎ落とす。
- 中の生の部分だけを取り出し、細切りにする。
- この際、調理器具(包丁・まな板)の殺菌・消毒、手指消毒を必ず行う。
と非常に手間がかかります。
そのうえ、タレも自分で作らないといけないとなると大変ですよね。
どうしても、自分でユッケを作りたい(自己責任で)という方は試してみるのもいいかもしれませんが、基本的にはおすすめしません。
お取り寄せする

ネット販売しているお肉屋さんからユッケをお取り寄せする方法です。
「お取り寄せできるユッケは安全なの?」
安心・安全なユッケを提供しているショップは「生食用食肉取扱い認定証」をしっかりと提示しています。
「生食用食肉取扱い認定証」が見当たらないショップでの購入は控えた方が良いでしょう。
メリット
- 安心してユッケを家で楽しめる
- 食べ比べできる
- 保存期間が長い
- ストックできる
デメリット
- 生ではなく冷凍
- 解凍時間があるので、すぐには食べられない
なんと言っても、安心して食べられるのがうれしい点です。
いろんなショップからお取り寄せすれば、ユッケの食べ比べも出来ます。
そして、保存期間が長いのも魅力の一つです。
冷凍保存で、約1ヶ月、長いもので6ヶ月間保ちます。
ですので、冷凍庫にユッケを好きなだけストックしておくことも可能です。
また、お取り寄せユッケのほとんどは、加工後に急速冷凍されます。
生ではないので、鮮度が心配という方もいらっしゃるかと思いますが、心配いりません。
急速冷凍されたユッケは、冷蔵庫に移して、ゆっくりと解凍するので鮮度は加工時そのものと言っても過言ではありません。
解凍時間は商品によって様々で、早いものであれば冷蔵庫に移してから2時間から3時間程度。
もう少し時間のかかるもので6時間以上ってところです。
冷凍庫から出してすぐに食べられるわけではないので、食べようとしている時間の2、3時間前には、冷蔵庫へ移しておく必要があります。
しかし、なかには真空パックされている冷凍ユッケがあります。
真空パックされているので、湯せんや流水での解凍が可能なユッケです。
最速で湯せんで3分という速さで解凍できる商品もあります。
このユッケをお取り寄せする方法が、1番安全で、保存期間も長く、ストックしておけることからオススメです。
まとめ

家でユッケは食べられます!
家でユッケを食べるのにおすすめの方法は、安心・安全なユッケを販売しているお肉屋さんからお取り寄せする方法です。
さあ、あなたも家でユッケを食べるという最高の贅沢を味わってみませんか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
これからもユッケの魅力をお伝えしていきますので、よろしくお願いします。
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